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メキシコ
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独立記念日とは
メキシコ独立記念日(9月16日)は、1810年にスペイン王国に対する独立戦争が始まったことを記念する日です。決定的な瞬間は「グリト・デ・ドロレス(ドロレスの叫び)」で、9月16日の未明、グアナフアト州のドロレス村の主任司祭ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャが教区民とクリオージョ仲間に植民地政府に対する蜂起を呼びかけました。続く闘争は11年にわたり、1821年のコルドバ条約でメキシコ帝国の独立が認められて終わりました。独立記念日はメキシコでもっとも重要な市民の祝日であり、メキシコ系移民のコミュニティ——とりわけアメリカ合衆国——でも広く祝われています。海外では「シンコ・デ・マヨ(5月5日)」と混同されがちですが、5月5日は1862年のプエブラの戦いを記念する日で、メキシコ国内ではかなり小さな祝日です。
祝典の核は9月15日夜の「グリト(叫び)」セレモニーです。メキシコシティの国立宮殿のバルコニーから、大統領が1810年にイダルゴが鳴らしたのと同じ鐘を鳴らし、独立の英雄たちの名を呼び上げます。広場の群衆は名前のたびに「ビバ・メヒコ!」と応え、鷲と蛇を中央に配した緑・白・赤の国旗を打ち振ります。同じ儀式が、メキシコ全土の州庁舎・市庁舎、そして世界中のメキシコ大使館・領事館で同時に再現されます。続いて花火、マリアッチ音楽、料理と飲み物が深夜まで続きます。16日当日はメキシコシティのソカロを進む軍事パレードで始まり、全国に生中継されます。ポソレ、国旗と同じ三色をまとう「チレス・エン・ノガダ」、テキーラ、メスカル、タマレスが食卓を埋め、9月のあいだ家屋・バルコニー・街路は三色のフラッグで彩られます。